切り抜きjp

インド工場の状況について

2021/5/18追記 コロナ感染第2波に関する当社の対応について

現在、インドではコロナ感染が急拡大しており、当社操業地であるカルナタカ州でも2021年5月10日よりロックダウンが施行されております。
当社のインド拠点においては、すでに大半のスタッフが在宅勤務を行っており、現在のところ作業能力が棄損することは想定しておりません。

周辺地域では医療資源の不足、ロックダウンによる経済的インパクトにより、人道的な問題が顕著化してきております。
我々は、地域で唯一の日系企業として、力の及ぶ限り現地コミュニティーのサポートを行ってまいります。

ご報告 インド作業拠点の
全⾯テレワーク化を完了いたしました

2020年3⽉25⽇、作業拠点の所在国インドでの全⼟ロックダウンにより、当社の画像切り抜きサービスは約40⽇にわたり操業を停⽌し、多くのお客様にご迷惑をお掛けしてしまいました。
報道にもありますとおり、その後もインドにおける新型コロナ感染は急拡⼤を続けており、影響が⻑期化することが予想されております。

当社では、再びロックダウンが発令された場合の再停⽌の回避、ならびに現地社員の安全確保のため、数カ⽉間にわたり、テレワーク作業体制の構築に注⼒してまいりました。
2020年9月末時点で、概ねすべての現地社員のテレワーク移⾏が完了し、今後のインドの情勢悪化にかかわらず、作業を継続できる体制が整ったことをご報告いたします。

作業体制について テレワーク体制下においても
従来通りのキャパシティを確保いたしました

IT大国と言われているインドですが、当社の所在地は各家庭へインターネットが普及していない農村地域にあることから、テレワークへの移行は難航いたしました。様々な試行錯誤を行い、従来通りの作業スピード・キャパシティを確保いたしました。

01 ⾃社専⽤の閉域網(P2P)を構築

周辺地域に複数のアクセスポイントを設置し、⾃社専⽤の閉域ネットワークを構築することで、インターネットに依存せずに⼤容量データのやりとりを⾏える環境を実現いたしました。

オフィス無線塔
オフィス無線塔
アクセスポイント
アクセスポイント
社員⾃宅にアンテナを設置
社員⾃宅にアンテナを設置
  • 実測 100Mbps 程度の⾼速通信が可能
  • インターネットとは異なり、通信速度が常に安定

02 テレワーク向けセキュリティーを構築

SSL-VPNによる通信暗号化、業務管理システムの2段階認証化などを⾏い、テレワーク向けにセキュリティを再構築いたしました。

業務管理システム
ISMS

2020年8⽉14⽇に、テレワーク環境を含めた全体の運⽤体制において、情報セキュリティの国際規格であるISMS(ISO27001:2013)の年次監査をクリアいたしました。

03 24時間作業を継続

テレワークにおいても、従来通り24時間・3交代制で作業をしております。

24時間・3交代制で作業

04 医療体制など

地域の医療機関と連携し、PCR検査や入院などの医療サービスを迅速に受けられる体制を整えております。

PCR検査や入院などの医療サービス
COVID-19感染追跡アプリ(Aarogya Setu)

インド政府より配布されているCOVID-19感染追跡アプリ(Aarogya Setu)のインストールを全従業員に義務づけ、可能な限り近隣の感染リスクを把握することに努めております。